あ行の簿記用語集

『あ行』の簿記用語を解説

「あ」

預り金 誰かから預かっているお金を処理する勘定科目。たとえば従業員の給料など。預かり金はのちに誰かにお金を払うことになるため、負債にあたる。また内容によってはもっと詳しい名称を使って処理することもある。所得税預り金や社会保険預り金といった具合です。
後入先出法 商品有高帳の作成方法のひとつ。他に個別法や先入先出法、移動平均法、総平均法がある。なお後入先出法は存在こそしているものの、簿記3級はおろか簿記の試験区分自体から削除されています。なので知らなくても特に困りません。
洗替法 貸倒引当金の仕訳方法のひとつ。3級で必要なのは差額補充法ですが、2級以上で出てくる考え方なので上位級を目指す方は覚えておいてもいいかもしれません。

「い」

移動平均法 商品有高帳の作成方法のひとつ。仕入のたびに直前残高との平均単価をだし、その後の払出単価にする方法です。3級ではこれと先入先出法をマスターしておけば大丈夫です。
印紙税 文書に対して課税される税金。収入印紙を用いた課税が一般的。領収証の収入印紙などは日常的にあります。印紙税は費用となる税金で、租税公課の科目で処理します。
インプレイト・システム 小口現金の支払報告書を作成して支払った内容について仕訳をおこない、使用した額を補充する管理方法。定額資産前渡法という表現もある。一定期間のはじめに常に同じ額の小口現金が用意されることになる。試験では言葉の意味を知っている前提で出題されることもあるため、意味を理解しておくのがいいと思います。

「う」

受取地代 土地を貸すことで受け取る地代。会計期間と地代の受け取り期間でズレが生じるので、決算整理の時に修正して計算する必要があります。
受取手形 書かれた金額を受け取ることができる手形。換金によってお金が入るので資産になる。簿記上の分類では受取手形と支払手形がありますが、法律上は約束手形と為替手形に分類されます。
受取手数料 受け取れる手数料。まんまですね。業務の代行や仲介などによって生まれるため、収益として処理します。
受取利息 受け取れる利息。こちらは預金やお金を貸すことによって生まれます。受取手数料と同じく収益として処理。受取利息勘定は有価証券利息勘定の代わりに使われることもあります。
裏書 もらった手形を他の誰かに渡すこと。読み方はうらがきです。手形の裏面にサインをする必要があるので、裏書という名称になったそうです。受取手形記入帳のてん末には裏書譲渡と記入する。
売上原価計算 売った商品の原価を求めること。売上から原価を引いて利益がわかるので必須。個人的には簿記3級の中で一番難しい部分だと思います。繰り返し学習して理解を深めるのがいいでしょう。
売上値引 商品の代金を安くすること。傷や欠陥品など。売上値引をすると、売掛金が減るので、最終的に売り上げも減少します。売った時と逆の仕訳をする必要があります。
売上戻り 売った商品が返品されること。売上値引と同じように考えていけば問題ないと思います。商品を売らなかったことになるので、売った時の逆仕訳で処理します。
売掛金 物は売ったけどまだお金をもらっていない時に使う科目。のちにお金をもらえるため資産になる。売掛金と買掛金はセットで頻繁にでてくるので、学習していくと自然に覚えています。

「え」

英米式決算法 帳簿の締切方法のひとつ。大陸式決算法というものもあるが、一般的なのはこちら。3級でも先にこちらから理解したほうがスムーズにすすめられます。