か行の簿記用語集

『か行』の簿記用語を解説

「か」

買掛金 商品を購入したが、まだお金を支払っていない時の科目。将来的にはお金を払うことになるため、広義では借金と言える。帳簿では負債として処理します。売掛金と同じく頻繁に出てくるので自然と覚えていきます。
会計期間 損益計算書で算出する期間。4月1日から3月31日までの1年間を会計期間とするのが一般的です。試験ではこれを前提とする問題が大半ですが、現実の会社ではまれに違う場合もあります
概算額 おおよその金額のこと。実際には余分に持っていくこともあれば足りないこともあるため、仮として処理しておき清算後に過不足分を修正していく。
改良 資本的支出の別表現。あまり重要ではないですが、一般的な意味で捉えるとおかしなことになります。簿記上では、あくまで改善したことによる支出の意味で改善という意味ではない。
火災損失 火災による損害。建物(資産)がなくなるなどの損害が起こっているため、費用として処理します。
貸方 勘定や仕訳の時の右側の部分。ひらがなで「かしかた」と書くと「し」が右を向いていると覚えておくのがオススメ。
貸倒れ 売掛金を回収できない状態。売掛金(資産)がなくなるので、費用として処理。すでに仕訳されている売掛金は貸方に修正して、借方に貸倒れを記入するという流れです。科目は貸倒損失勘定になります。
借方 勘定や仕訳の時の左側の部分。ひらがなで「かりかた」と書くと「り」の払いが左を向いているので、貸方とセットで覚えておきましょう。
監査 公認会計士による損益計算書および貸借対照表のチェックのこと。虚偽などがないかを調べるために独立した第三者として、公認会計士がいるわけです。
間接法 減価償却費の仕訳方法のひとつ。他に直接法がある。貸方の処理方法がそれぞれ変わります。過去問では両方とも出題されていますが、ほとんど間接法が出題されます。

「き」

期首 会計期間のはじまり。終わりは期末という。期首資本に当期純利益を足したものが期末資本となるのが損益計算書を作成する基本になります。
擬制 取引を「このようなものだろう」と仮定すること。インチキをしているのではなくて、2行にまたがる仕訳を2つに分ける方法として用いられる。主に伝票会計で必要になります。
級数法 減価償却の計算方法のひとつ。級数法は1級の範囲のため詳細は省きます。
金融取引 平たくいうとお金の貸し借りのこと。金融取引においては手形が作成の手間が多い借用書の代わりとなりえます。

「く」

繰越商品 期末に残っている商品を時期にもちこす時に使われる勘定科目。商品なので資産になります。

「け」

経過勘定項目 見越しや繰り延べをおこなう時の相手勘定科目のこと。収益や費用と間違えるケースが多いですが、資産か負債のどちらかになるので注意。また同種の経過勘定項目は一つの名称でまとめて計上するようにします。
決算整理 簿記の主目的ある貸借対照表、損益計算書を作成するために会計期間後に行う作業。
減価償却 固定資産の価値が減少すること。固定資産は購入したり売却した年にまとめて計上するのではなく、数年に分けて減価償却していくのが一般的です。
現金過不足 お金が合わない時の帳尻合わせで用いる勘定。増えていたら借方に、減っていたら貸方に記入します。なお、現金過不足勘定はあくまで一時的な勘定で、後に適切な勘定に振り替える必要があります。
源泉徴収 従業員が負担すべき税金(所得税)を給料から引くこと。日常でも広く使われている言葉なので、ご存知の方も多いと思います。

「こ」

小切手 当座預金口座からお金を引き出す時に使われるもの。換金する時のお金は小切手を振出した会社の当座から支払われる。言葉自体は聞いたことがあると思います。
国債 国が投資家などからお金を借りる時に発行する債券。つまり借金。有価証券に含まれる。
小口現金 日々の業務で必要となる細かい支払いに備えて用意しておく現金。わざわざ経理を通してお金をもらっていては非効率的のため、小口現金で管理するようにしています。
固定資産 売ることが目的ではなく、使用目的で購入する資産。もっと細かくわけると有形固定資産、無形固定資産、投資などにわかれますが、3級で必要なのは有形固定資産のみです。
5伝票制 3伝票制に仕入伝票と売上伝票を足した伝票会計の方法。5伝票制自体は2級で深く学ぶことですが、基本事項は3級でもたまに出題されるので、学習しておくのがオススメ。