3級で必要な勘定科目・許容勘定科目一覧

3級で使用する勘定科目一覧

仕訳に用いられる勘定科目は必ずしも1つとは限りません。主要勘定と呼ばれる一般的な科目と、それに類似する許容勘定科目があります。

たとえば、旅費交通費は一般的な勘定科目ですが、「旅費」または「交通費」のいずれかを使って処理しても間違いではないわけです。

ただし、検定試験では一定の基準が必要ですから、使用する勘定科目は問題文で指示されます。問題文にある勘定を使わずに回答した場合は不正解となるので注意しましょう。許容勘定科目が主に使われる問題もあるので、細かく気にする必要はありませんが、分類を覚えておくと表作成の時に役立ちます。

また、全ての勘定とにらめっこして必死に覚える必要はありません。仕訳を学びながら登場した勘定を使っていれば、自然と科目名は覚えていくからです。

最終的に決算整理まで全てできるようになれば、3級で必要な勘定科目は全て頭に入っているでしょう。

資産【貸借対照表の借方(左)】

主要勘定 許容勘定
現金 現金預金
小口現金 小払現金
当座預金 当座
普通預金、別段預金 銀行預金
売掛金 〇〇商店
繰越商品 棚卸商品
売買目的有価証券 有価証券
受取手形 受取手形
備品 備品
建物 建物
土地 土地
車両運搬具 車両、運搬具
機械装置 機械
手形貸付金、従業員貸付金 貸付金
消耗品 事務用消耗品
仮払法人税など、仮払○○ 仮払金
前払保険料など、前払〇〇 前払費用
前払金 前渡金、前払手付金
従業員立替金 立替金
未収消費税 未収金
未収金 未収入金
未収家賃、未収利息 未収収益
建物減価償却累計額、備品減価償却累計額 減価償却累計額
他店商品券 他店商品切手

負債【貸借対照表の貸方(右)】

主要勘定 許容勘定
買掛金 〇〇商店
当座借越 当座
借入金 銀行借入金
手形借入金 借入金
未払配当金 未払株主配当金
未払消費税、未払法人税等 未払税金、未払金
従業員預り金など、〇〇預り金 預り金
前受金 前受手付金、受取手付金
仮受消費税 仮受金
未払地代、未払利息 未払費用
前受地代、前受利息 前受収益

費用【損益計算書の借方(左)】

主要勘定 許容勘定
仕入 商品仕入
貸倒引当金繰入 貸倒引当損、貸倒償却
貸倒損失 貸倒償却
減価償却費 建物減価償却費、備品減価償却費
給料 給料手当、賃金給料
支払保険料 火災保険料
支払利息 支払利子、支払利息割引料
支払家賃 賃借料、不動産賃借料
支払地代 賃借料、不動産賃借料
支払手数料 販売手数料
消耗品費 事務用消耗品費
修繕費 修理費、修繕維持費
通信費 通信交通費
棚卸減耗費 棚卸減耗損、棚卸損失
商品評価損 棚卸評価損
発送費 支払運賃、発送運賃
広告宣伝費 広告費、広告料
保管費 保管料、倉庫料、倉庫使用料
水道光熱費 光熱水費
旅費交通費 旅費、交通費
売上割引 売上現金割引
火災損失 災害損失
有価証券売却損 有価証券売買損、有価証券運用損
有価証券評価損 有価証券運用損
手形売却損 支払割引料
固定資産売却損 備品売却損、建物売却損
社債利息 支払利息
租税公課 公租公課、固定資産税、印紙税
法人税等 法人税、住民税、事業税
雑損 雑損失

収益【損益計算書の貸方(右)】

主要勘定 許容勘定
商品売買益 商品販売益、商品売買損益
有価証券利息 受取利息
仕入割引 仕入現金割引
有価証券売却益 有価証券売買益、有価証券運用益
有価証券評価益 有価証券運用益
固定資産売却益 備品売却益、土地売却益
雑益 雑収入、雑収益

なお、純資産は3級では資本金、引出金しかないため、除外しています。