簿記3級を学ぶメリットと就職や転職での有利性

簿記3級を学ぶメリット

簿記3級で学ぶ内容は帳簿や経理においては基本中の基本となるものばかりです。そのため、経理や事務関係の仕事を希望する場合はもちろん、自分で経営を始めたい方や投資をしたいと考えている方にも必要不可欠な知識を学べます。

また、将来的に税理士や会計士といった専門的な士業の資格を取得したい方にとっては、簿記3級でしっかりと基本を学んでおくとステップアップにつながります。

現在、お仕事をされてる方は3級からスタートして簿記の知識を蓄えておくと、仕事の幅が広がる可能性もあります。資格を取得して知識があることをアピールできれば、今までは任せられなかった仕事を頼まれたりお給料が上がるなんてこともあるかもしれません。

すぐに実務で使わなかったとしても、経済や数字に関わる基礎知識の土台固めができるのも簿記3級を学ぶ大きなメリットです。

集中して学習を進めていけば取得に苦労しないので、キャリアアップのために何かの資格を取得をしておきたいという場合に学んでおくのも良いと思います。

就職や転職で有利になる?

簿記だけではありませんが、資格を取得する理由で「就職や転職を有利に進めたいから」という方も多いのではないでしょうか。学習を始める以上、就職や転職時の3級の有利性は気になるところだと思います。

経験則からの話になってしまいますが、3級をもっているだけでは就職や転職に大きく有効とはいえません。お伝えしたとおり、3級はあくまで基礎的な内容がほとんどですから、会計や経理関係の仕事で3級レベルを知らない人は少ないです。

実際に仕事で使うには最低でも2級程度の内容は理解しておく必要があります。その辺の事情は採用する企業も理解しているはずですから、「簿記3級もっています!!」「すごい!」となるほど、インパクトのある資格とはなりません。

希望する業種や職種、企業、その時の人材やその他もろもろの事情も関わってくるので、まったく関係ないとも言いきれませんが、簿記3級の資格だけで大きく有利になるとお考えなら過度な期待はしない方が良いと思います。

ただ、簿記3級をもっているということは基礎は理解できているというアピールになりますし、何も知らない人よりも有利に働く可能性は十分にあります。

また、2級や1級ならば評価が変わることも珍しくないので、上位の級取得のために3級を学習しておくのは決して無駄にはなりません。就職や転職に活かしたい方はアピールを強くする意味でも、2級取得まで視野に入れて学習をすすめていくのがいいのではないでしょうか。

僕も簿記3級を持った状態で採用面接を受けたことがありますが、3級自体を大きく評価された経験はありません。ただ、資格の勉強に本気で取り組んだことが過去になかったため、「勉強の成果として合格できた」という喜びは何ものにも変えがたいものだったと今でも感じています。

現実に役立つのが何よりの理想ですが、大きな達成感や努力の形を得られるというのも、簿記だけでなく資格試験の勉強をする最大のメリットと言えるのではないでしょうか。