簿記3級では満点を狙うほうがいい?

本試験では満点を狙うべきですか?

簿記3級は試験難易度がどんなに高くなってもどれだけ低くなっても、合格点70点をとれば合格可能です。そのため、100点満点を無理に狙う必要はないありません。

日頃の学習において満点をとるつもりで取り組むのはもちろんいいですが、得点が伸びない方は70点をとれるように配点の高い問題を重点的に学習しておくと合格は難しくないでしょう。

直前期になっても合格ラインギリギリという場合は、わからない問題を思い切って捨てるという戦略を使ってみてもいいと思います。第3問と第5問をマスターしておけば後はどうとでもなりますから、満点にこだわらずに優先的に学習する問題を決めておくといいでしょう。

なお、過去問や予想問題をしつこく解いてそれなりの得点力をつけておけば、特に狙っていなくても本試験で満点や90点代をとることは可能です。

「受ければ合格は余裕」というくらい自信のある方は、満点を積極的に狙ってみてもいいと思います。

捨てても大丈夫な問題は?

もしも勉強不足でいくつかの問題を捨てる場合は、第2問か第4問がベターです。

第2問と第4問は配点は少な目のことが多いうえに、出題の可能性がある範囲は意外と広めになっています。さらに、出題のされ方も毎回変わっていて初見問題もざらにあります。合格基準点をとれるか怪しい方が直前期に第2問や第4問の備えをするのは無謀です。

完璧にマスターしようとすると手こずる可能性も大なので、あえて捨てるとしたら第2問か第4問のどちらかがいいでしょう。

正直、僕も第2問の対策に特別なことはせず、本試験でもけっこう適当に解きました。最初から捨てると決めてまったく学習しないのは得策ではありませんが、どうしても本番までに間に合わなそうな場合の選択肢として捨て問候補を決めておくのもいいと思います。

逆に、どんなにわからなくても諦めてはいけないのは、配点も高めになっている、第3問と第5問の表作成問題です。

部分点が狙えるというのも捨ててはいけない理由ですが、財務諸表や精算表はどこか一箇所が狂うとすべての数字を間違う可能性があります。そのため、表を作る前の仕訳の段階から完璧にするつもりで取り組むべきです。

第3問と第5問を完璧に回答できれば、60点はとれるので後は第1問だけでも合格点に届きます。このやり方なら第2問と第4問はまったく解けなくてもいいくらいですが、念のため余力で解いておくと安心できるのではないでしょうか。

簿記3級全体では満点を狙う必要はないものの、完璧にこなしておきたい第3問と第5問は満点をとるつもりで取り組み、他の問題とメリハリをつけるようにするといいでしょう。