合格率と合格点からみる簿記3級の難易度

合格率から見る簿記3級の難易度

簿記3級は簿記の基本中の基本を学ぶ入門的内容なので難易度は低めです。低めといってもまったく知識のない方が一夜漬けとかで合格するのはほぼ不可能ですが・・・。

過去の受験者データによる合格率は、低いときで13.7%、高いときは58.3%とかなりムラがあります。平均的には30%から50%の合格率が多いため、きちんと学習しておけば難しいとは言えない試験です。

宅建や行政書士試験など、国家資格の中で比較的簡単と言われている試験では合格率が50%なんてことはありえませんし、簿記3級の低い時よりも合格率が下がるケースも珍しくありません。国家試験と比べると当然と言えるかもしれませんが、それでも3級を難しいと言うのは無理があると思います。

数字が苦手な方や始めて受験する方にとって壁となりそうな、電卓をたたくスピードや計算は学習していくうちに慣れてきますし、勉強を進める上では他には特に大きな壁となるようなものはありません。

僕も計算は得意ではなかったですし数字もどちらかというと苦手ですが、初受験であっさり合格できたので、まったく知識がない人でも合格は十分可能な難易度です。

合格基準点から見る簿記3級の難易度

簿記3級の合格基準点は100点満点中70点です。70点さえとることができれば例外なく合格となります。3級は振るいにかける試験ではないため、自分自身が70点とれるだけの勉強を日々しておけば合格率は関係なくなるわけです。

難関といわれる国家試験の場合、受験者の平均点があがれば合格点も上がっていき、毎回、合格ラインも変わるなんてことも珍しくありません。こうした試験では受験する年の問題が簡単であれば合格点も反比例して上がりやすくなりますし、本試験の難易度が高いと点数をとれない受験生が増えて合格点も下がっていく傾向があります。

同じ合格点でも簿記3級とは基本的に意味が違うわけです。

話が脱線してしまいましたが、そうした点を考えても簿記3級は易しい試験と言えます。過去問題集や予想問題に取り組む時に意識しておきたいのは、合格点を確実に取れる得点力をつけることだけです。

試験の難易度やライバル状況がどれだけ変わっても、自分が基準点に達するかどうかが全てですから、それを忘れないように学習に取り組むようにしましょう。

神経質に合格ラインや難易度を気にしたりせず、黙々と頑張ってみてください。