簿記3級第5問:精算表作成問題のワンポイント

第5問 精算表作成問題の攻略

第5問はほぼ精算表作成問題が出題されます。たまに財務諸表の作成が出題される場合もありますが、あまり頻度は多くないため、基本的に精算表問題の対策をしていけば大丈夫です。運悪く財務諸表の作成問題が出題されたとしても、第3問対策に学習しているはずですから、特に問題はないでしょう。

第5問は配点も高く部分点ももらえるため、第3問と同じく力をいれて得点源にしておきたい問題です。第5問がまったく手つかずだと合格はほぼ不可能と言ってもいいくらいなので、積極的に取り組むようにしておきましょう。

出題パターンとしては精算表の穴埋めをしていく問題と、決算整理を自分でして表を作成する問題が出題されます。日頃からどちらのパターンも学習しておくべきですが、自分で決算整理する問題が頻出しているため、そちらをメインにすすめるほうがオススメです。

決算整理を自分でしていくほうが表の穴埋めより難易度は高いですが、決算の一連の流れは試験うんぬんに関係なく理解しておくべき内容です。

極端な話ですが、穴埋め問題の対策だけして合格できても、決算整理ができないとまったく意味がありません。ですから、試験対策として優先的に学ぶだけでなく、「簿記3級はこのためだけに勉強してきた」くらいのつもりで徹底した学習を心がけましょう。

精算表作成問題のワンポイント

精算表の穴埋め問題だった場合は、問題文で未完成の精算表があたえられます。先に精算表の勘定科目で金額が記入されているものを確認しておき、借方・貸方を考えながら空白項目を推測するのがポイントです。

日々の学習の時点で穴埋め問題ばかりを解くなんてケースはほとんどないはずですから、過去問や予想問題で精算表の作成手順をおさえておけば特に問題なく解答できます。お伝えしたとおり、難易度も高くはないですし出題頻度も少ないので、重要度も低めです。

決算整理を先におこなって表を作成していく問題の場合は、最初に未処理の取引の仕訳を終わらせる必要があります。現金をはじめ、有価証券や固定資産の減価償却など未処理の取引が問題文で色々出てきますが、表作成前にもれなく処理をしないといけません。

仕訳が完了したら決算整理を行い、精算表を完成させるという手順ですすめていきます。言葉で説明するだけだとこれだけのことですが、実際は第5問だけでもやることがたくさんありますので、時間は多めにとっておくのが望ましいです。

財務諸表作成問題が出題された場合でも手順自体は精算表と同じなので、集計時の計算ミスと時間だけ気をつければ大丈夫でしょう。

精算表作成は簿記の基本であり、3級でも一番重要な部分です。第5問と第3問を捨てると合格が厳しいため、正確かつスピーディーに表作成できるように日々トレーニングをしておくのが合格点をとる近道になります。

その点を忘れないよう日々の学習に励めば、いい結果がでるのではないでしょうか。