簿記3級ではテキストを絞って学習をすすめる

勉強に使用するテキストは一つに絞る

簿記3級の勉強を始めたばかりだと、難しくて理解できない話も少なくありませんから「もっとわかりやすいテキストがあるのではないか?」と思ってしまうかもしれません。

確かに解説のされ方は参考書ごとに違いますし、わかりやすいと感じるかも人それぞれ違うものですが、理解できない箇所があるのを理由に使用するテキストをあれこれと変えるのはおすすめしません。

他のテキストに目移りしても、避けてはいけない話は絶対でてきますから、わからないからと言ってテキストを変えていてはいつまでたっても大事なポイントを理解できないままになってしまいます。

すごく説明がわかりにくい参考書があるのは否定できませんが、事前に本屋で中身を確認しておけば「予想外に解説がわかりにくかった」なんてことはないはずです。理解しにくい部分は参考書が悪いのではなく、難しい部分だと思って気合を入れて取り組むようにしましょう。

また、テキストによっては少ならず掲載内容に違いがあります。もしも学習の途中で使用するテキストを変えて、自分が使っていたテキストに載っていないものを見たりすると疑問や不安、迷いが生じてしまい勉強に悪影響を及ぼす可能性が出てきます。

正直、テキスト毎に掲載内容に違いがあっても結局試験で必要な知識ってほとんど変わりません。「テキストが学ぶべき内容を載せてなかったから不合格になった」なんてありえませんから、他のテキストの内容は一切気にしないようにしましょう。

それと、一つのテキストをマスターする前に色々と手を出しても、すべてが中途半端になってしまいます。「色々なテキストを見ると豊富な知識がつく」という考え方もありますが、一冊もマスターできていない中途半端な状態では問題を解く力が身についていないことも多いと思います。

すでに豊富な知識をお持ちなら参考程度に別のテキストをみるのはいいかもしれませんが、それでも問題集をひたすら解くほうが得点アップの近道です。

なので、独学用に選んだものでも通信講座で配布されるものでも、最初から最後まで同じテキストで学習をすすめるようにしましょう。

まずは一冊のテキストを丁寧に学ぶ

学習に使用するテキストを選んだら、まずは用語の理解や簿記の全体像を丁寧に学びます。いきなり問題集に取り組んでも仕訳の手順もわからないと思いますし、大雑把なすすめかたでは後半で苦労する可能性があるからです。

重要なポイントや最低限覚えておくべき内容はどんなテキストでもおさえているはずですから、そうした点は特に重点的に学んでいきましょう。テキストで「大事」とか「ポイント」と書かれている部分は、疑問を持たずに吸収しておくのが吉です。

また、テキストは基本的に前半の内容は簡単で後半になればなるほど難しくなります。後半の内容は前半を理解している前提で解説されていることも多いため、流し読みや斜め読みは厳禁です。

適当に読み流して理解が不十分のまま後半に突入すると、勉強するのが一気に嫌になるかもしれませんし混乱する可能性も高くなります。なので、1ページずつ丁寧に読んで理解を深めていきましょう。

途中で勘違いや理解が不十分な箇所に気づき、復習するのも大切ですが、最初は時間がかかってもゆっくり読むのがいいと思います。