仕入帳の記入方法

仕入帳の書き方

仕入帳とは、商品売買の補助簿の1つで、仕入の明細が記録されます。

仕入勘定を見れば日付や金額はわかるものの、仕入先や商品名、数や単価といった細かい情報は勘定ではわかりません。ですから、仕入が増減する取引があった時は、仕入帳に「何を何個?どこからいくらで?」といったことまで記入します。

また、仕入時だけではなく、商品を返品した時・値引きを受けた時も仕入帳に記録しないといけません。

それでは仕入帳の記入方法について、以下の取引を例に見ていきましょう。

4月3日 A商店から鉛筆30本(@100円)を仕入れて、代金は掛けとした。
4月7日 A商店から仕入れた鉛筆のうち、5本(@100円)を返品した。

@は単価という意味です。つまり、@100円なら1つ100円ということになります。仕入の合計金額を出すときは「単価×数」なので、上記のケースでの代金は30×100=3,000円です。

上記の取引を実際に仕入帳に記入すると以下のようになります。

仕入帳の記入例

日付欄には仕入取引の日を記入します。

摘要欄の上には、仕入先の名前と支払い方法を先に書き、下には商品名、数量、単価などを記入するとわかりやすいです。取引の違いをハッキリしておくため、1つ記入したら線を引いておきましょう。

内訳欄には商品ごとの合計金額を記入します。例では特に記入の必要はありませんが、仮に同じお店から他の商品も一緒に購入していたり、引取運賃などの諸掛がある場合は、それぞれの金額を別々に書かないといけません。

金額には、仕入諸掛まで含めた仕入金額の合計を記入します。内訳欄と金額欄の違いに注意です。

値引きや戻しのように、仕入の減少をあらわす場合は赤字で記入します。試験では黒ペンしかないので、各項目を()でくくってマイナスをあらわすことも可能です。図では赤字+()の両方を使っていますが、基本は赤字で記入します。

なお、仕入帳を締め切る時は下図のような形で締め切らないといけません。

締め切った仕入帳の記入例

総仕入高とは、値引きや戻しを差し引く前の仕入金額の合計です。総仕入高からマイナス分を差し引いて、純仕入高を算出し記入します。

最終的に純仕入高の記入まで終えれば締め切り完了です。

内訳欄・金額欄に記入する金額の計算ミスと、各項目の違いに注意すれば記入自体はすぐできるのではないでしょうか。